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■カット
プロポーションと(形)とシンメトリー(対称性)と ポリッシュを基に総合的に評価されます。
●プロポーション □テーブル径とは・・・ テーブルの角から反対側の角までを4ケ所測定し、その平均値を出し、 その値をガードルの平均直径で割り、小数点第2位を四捨五入して パーセント表示したものです。
□全高(トータルデプス)とは・・・ そのダイアモンドのガードルの平均直径に対するテーブルから キューレットまでの距離の比率(%)です。
□形状&カットとは・・・カット・形状(SHAPE& CUT)
A)ラウンドブリリアントカット 丸型で、クラウン側に33、パビリオン側に25、合計58面(含キューレット) のファセットを持ったカットのことです。これがダイアモンドの美しさを最大 に引き出す形といわれています。
B)ダイアモンドは、ラウンドブリリアントカット以外にも、オーバルやハート、 マーキズ、ペア、プリンセスなど原石の形にあわせて様々に研摩が施されます。 これらを総してファンシーカットと呼びます。
□寸法とは・・・ ガードル径の最小直径と最大直径とテーブルからキューレットまでの距離 (トータルデプス)のことです。
□パビリオン角度とは・・・ 8面あるパビリオンメインファセットの平均値を示します。
□クラウン角度とは・・・ 8面あるクラウンファセットの平均値をさします。
□ガードル厚さ・・・ クラウン側とパビリオン側のファセットによるガード部分の波の最近値と 最遠値を示します。
□キューレット・・・ キューレットの有無。または大小を計測したもの。
●シンメトリー 対称性は、ダイアモンドの輝きに大きな影響を与えます。個々のダイアモンドの持つ『輝きの潜在能力』を最大限に引き出すことを目的に本来、ダイアモンドは『研摩』されるべきであり、そのためにも『対称性』を良くすることが重要といえます。ファセットの位置とバランスを評価し、等級分けされています。
シンメトリーは(対称性)は、輝きに大きな影響を及ぼしています。 上図の悪いものは、分かりやすくするためにかなり極端にズレていますが、多少でも同一ファセットの大きさの違いや歪み、向かい合うファセットどうしのズレ、パビリオン側とクラウン側のズレを持つものは、それだけ光の反射を正確に行えず、輝きは鈍くなっているといえます。 ※EXCELLENT・VERY GOOD・GOOD・FAIR・POORの5段階に等級分けされます。
●ポリッシュ ダイアモンドのファセットの研摩の仕上げの状態を評価したものです。ポリッシュマーク・ポリッシュライン・バーンマーク等がその対象となり評価されます。
ポリッシュ(磨き)の良し悪しは、入射される光の分散と反射される光の美しさに大きな影響を与えます。熟練したプロにでも困難なグレーディングであり、鑑定機関によってもその基準はまちまちであることは否めないのでお気をつけください。 ※EXCELLENT・VERY GOOD・GOOD・FAIR・POORの5段階に等級分けされます。
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