 
ラウンドブリリアントカット58面体の頂点を極め、ハート＆アローダイアモンドを誕生させたカットプロポーションスコープを小型携帯用にしたのがこのベビースコープです。カットプロポーションスコープに勝るとも劣らないその性能で、研磨・鑑定・仕入れ・販売とそのニーズも多く、信頼のおけるプロ仕様。最大の特徴は、小さめのダイアモンドもはっきりと観察できること。ポケットに入れてどこにでも持っていける大きさも魅力のひとつです。
携帯用小型カットプロポーションスコープ、ベビースコープをぜひあなたも美しく輝くダイアモンド選びにお役立て下さい。
＊現在カットプロポーションスコープのエンドユーザーモデルとして美しくデザインされた「ユニバーサルスコープ」を販売しています。
○世界を変えた大発明！輝きの判別光学スコープ！！！
カットプロポーションスコープ（ベビースコープ）とその効果
このカットプロポーションスコープ（ベビースコープ）は、ダイアモンドの輝きに最も影響を与えるカットの良し悪しが、誰にでも簡単に視角判別できます。カットされたそれぞれのダイアモンドから発生する輝きの全体像を特徴あるひとつの紋様として人の目に見せてくれることと見たままの姿を写真撮影を可能にした世界で初めてのスコープです。そこに現れた光の反射像の紋様の姿から、宝石としてのダイアモンドに極めて重要な下記の条件を視角判別することが可能です。
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●プロポーション（形状）について
ダイアモンドに入射した光を全反射し、美しい七色の輝きを発生させる為には、光学的計算に基き、光の反射角度を施したプロポーションでなければなりません。
ラウンドブリリアントカット58面体のダイアモンドはプロポーションが深過ぎても浅すぎても光を下方向に透過させてしまう性質を持っています。下図で見られるように、明るく規則正しいハート＆アローダイアモンドを頂点に順をおって規則性を失い、暗くなっていく光の反射像の姿から、プロポーションの優劣が判断できます。
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●シンメトリー（対称性）について
ダイアモンドに入射した光を58面の各ファセット（カット面）が相互に伝達しあい、光を七色の美しい輝きに変えて発散させるためには、ファセットが正しく向い合うシンメトリーが施されていなければなりません。規則正しく、ハッキリとハート＆アローダイアモンドを頂点に、順をおってその規則性を失っていく光の反射像の姿から、シンメトリーの優劣が判断できます。
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●カラット（重量）について
カラットは、４Cの中で唯一、数値で表わされた稀少価値です。お客様にとっても一番簡単な価値判断基準といえるでしょう。最近では輝きを重視する本物指向のお客様が多くなりましたが、それでもまだまだ「大きい方が価値がある」と思っているお客様も少なくありません。
従来のカットは、少しでも大きいものを好むお客様のニーズにあわせたカットが非常に多かった訳ですそのために美しい七色の輝きを犠牲にしていました。逆に輝きを求めるということは、カラットを犠牲にするということです。正確なプロポーションとシンメトリーが得られるまで余分なものは削り捨てなければならないのです。
ひとつの原石から大きさ（カラット）と輝きの両方を求めることはできないのがダイアモンドカット作業の難しいところです。大きさを求めるか輝きを求めるかはお客様のお好みですが、無理にカラットを大きくすることでそれ以上の美しさという価値が失われることを良く理解し判断されることが重要でしょう。
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●プリズム効果とスペクトル（七色の分散光）について
宝石としてのダイアモンドの最大の価値は、美しい七色の輝きと煌めきにあります。まだダイアモンドをカットすることが不可能とされていた時代、数ある宝石の中で原石のままのダイアモンドは17番目の低いランクだったといわれています。
今から500年程前、人間の英知によってダイアモンドがカット研磨され、美しい七色の輝きが現れたとき、宝石の王様、ナンバーワンへとのし上がったのです。
征服されざるものとまでいわれた極めて硬いダイアモンドをあえて原石の平均約半分になるまで磨き込み、時間と技術を費やしてまで求めるもの、それが美しいスペクトル「七色の輝き、きらめき」なのです。ダイアモンドにどのようなカットが施されたかによってその輝きの優劣が決まります。
写真（1）正確に丹念なカットが施され、美しい七色の輝きが多く発生しています。
写真（2）不規則で歪んだカットが施され、光の分散効果が劣り、美しさが失われています。
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●カット技術のレベルとカットに費やす時間について
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ダイアモンドをカット研磨することができる物質は、この地球上に存在しません。ダイアモンドはダイアモンドでなければカット研磨できないのです。たとえれば、木のノコギリで木を切っているようなもので、想像しただけでもその大変さをご理解いただけることでしょう。しかも米粒ほどの小さなダイアモンドに58面ものカット面（ファセット）を正確に施す為には高度な技術と丹念な作業、そして時間を費やさなければなりません。最高の技術によってカット研磨されたハート＆アローダイアモンドを頂点に順をおって技術の低下と費やした時間がほぼ判断できます。
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